高齢者の抱える困りごとが一覧できる「シニアの困りごとデータベース&カード」を開発しました

このたび、超高齢未来観測所では、高齢者が抱えるさまざまな困りごとや悩みがわかる、「シニアの困りごとデータベース」および、「シニアの困りごとカード」を開発いたしました。

超高齢社会が進み、高齢者人口が増える中で、身体機能、認知機能などの低下が原因となり、日常生活や社会生活を送る上で、さまざまな困難を抱えた高齢者が増えてきています。

こうした高齢由来の生活課題、社会課題の解決は、今後さらに高齢化が進展する中で喫緊の課題ですし、ビジネスチャンスとなる可能性も秘めています。しかしながら、具体的に高齢者がどのような課題や悩みを抱えているのか、個別的にリサーチすることはなかなか困難でした。

そこで超高齢未来観測所では、60歳以上の高齢者に対して、身体、日常生活、家族、エンディングなど全部で24項目に関する悩みを自由回答で答えていただき、全部で1万項目のデータベースとして整理いたしました。

また24項目の悩みについては、テキストマイニング分析で代表的な悩みの内容を抽出し、全部で200枚の「シニアの困りごとカード」といたしました。

これらにより、現在のシニアがどのような悩みを抱えているのか、網羅的に理解・把握することが可能になりました。

「シニアの困りごとデータベース」、「シニアの困りごとカード」を使い、シニア向けの新たな商品開発・サービス開発のヒントを考えたり、これらを活用したワークショップの実施なども可能です。

ご興味のある方は、超高齢未来観測所までお問い合わせください。

困りごとデータベースの一部

困りごとカードの一部